P.E.T.E.の使いかた(増井流)
全国の悩める金管楽器奏者のみなさま!
お待たせいたしました!
P.E.T.E.の使いかた(増井流)ネット初公開です!
まずは「P.E.T.E.」って何???という方のためにまずはこちら。
マウスピースメーカーWARBURTONが開発した画期的な金管楽器用筋トレ用具です。
金管楽器を吹く際に必要な、唇とそのまわりの筋肉を強化するための必須アイテムといえます。
みなさん、個人練習で、リハーサルで、ステージで、「唇がバテた!」と感じたことありますよね?
一度そうなってしまうとなかなか元の状態には戻せません。
それは普段30分のステージしかやらない人も、常に1〜2時間のプレイを求められてる人も同じです。
30分やらなきゃいけないのに20分くらいでバテる、2時間のステージなのに1時間過ぎあたりから若干の不安が…。
これはかなりの金管奏者がブチ当たる壁です。今よりもっと唇の耐久力があれば…というのはたぶんすべての金管奏者の切実な願いではないかと思います。
その悩みを、楽器を吹く時間以外の少しの努力で解決してくれる可能性があるのがこの「P.E.T.E.」です。
まずはこの写真を見てください。
P.E.T.E.の細い方の端をくわえて引っ張っているところです。
細い方には小さい円盤がついていますが、歯をかるくとじて円盤を歯の前にあて、唇をとじてP.E.T.E.を前に引っぱります。
その際のコツは、棒の細さをよく意識して内側に円盤がある範囲内の唇だけで細い部分をつまむような感覚でくわえることです。上下から押さえつける感じではなく、その範囲内の唇を少し内側に巻き込むような、歯に密着させるような感覚でやってください。
バテというのは唇がマウスピースの中に滑りこんで、必要以上に開いてしまうことで起こります。それを防ぐには、常に唇(特に唇の先端…唇をめくってみるとわかりますが、唇の内側と外側の境目)を歯に密着させておく感覚がとても重要です。
絵にするとこんな感じです。
このトレーニングは 10秒間引っ張って少し休む」を10回連続してやってください。
最初はすぐにP.E.T.E.が抜けてしまいそうになりますが、続けているうちに耐久力がついてきますので、あきらめずにやってみてください。
次の写真です。
こんどはP.E.T.E.の太いほうの端をくわえてます。
,凌阿鮖に密着させる感覚を保ったまま太いほうの端をくわえて、まわり全体で棒を締め付けます。
この際、
機朕或寝爾龍敍(オトガイ筋)を下へ引っ張る
供銚の端の下の筋肉を上(棒の中心方向)へ持ち上げて締める
掘直綽阿鯔世諒向へ締める
検追,硫あたりの筋肉を上方向に引っ張る
の4点を意識してください。
この4つの筋肉の使いかたが金管楽器を吹く際の理想的なアンブシュアになります。
絵にするとこんなイメージです。
こちらのトレーニングは◆10秒間締めて少し休む」を5回連続してください。
これも最初はなかなか思ったとおりに筋肉が動いてくれませんが、根気よく続けてください。
僕の経験では寝る前に´△鯱続して2回がベストではないかと思います。3回以上連続は避けたほうがいいようです。またお酒を飲む予定がある場合はその前に。どうしても楽器を吹けない日は昼間にもさらに2回。…というのがよさそうです。
以上が昨年秋頃からいろいろと試してみた結果得られた僕なりのP.E.T.E.の理想的な使用法です。
他にもちがった使い方があるかもしれませんので、なにか気付いた方がいらっしゃいましたらぜひこのブログに書き込んでみてください。
この解説でもよく分からん!という場合もとりあえずご連絡下さい。
ちなみにこのトレーニングをする場合(楽器を吹く場合も同じですが)、唇を普段の横幅以上に横に引かないようにしてください。高音を出そうとして唇を横に引く人をときどき見かけますが、これは耐久力を下げる大きな原因になってしまいます。
練習中などにバテたかな?と思ったとき、普段より高音が出にくいかも?と思ったときなどには、試しにP.E.T.E.の細いほうをくわえてかるく締めて(この場合けっして強く締めたり引っ張ったりはしないでください)細い棒をつまんでいる感覚を思い出してみてください。いい結果につながるかもしれませんよ。
それからもうひとつ。練習前や本番前などにはぜったいにこのトレーニングはやらないでください!確実にあっという間にバテますので(笑)。
ではみなさん。楽しい管楽器ライフを!
お待たせいたしました!
P.E.T.E.の使いかた(増井流)ネット初公開です!
まずは「P.E.T.E.」って何???という方のためにまずはこちら。
マウスピースメーカーWARBURTONが開発した画期的な金管楽器用筋トレ用具です。
金管楽器を吹く際に必要な、唇とそのまわりの筋肉を強化するための必須アイテムといえます。
みなさん、個人練習で、リハーサルで、ステージで、「唇がバテた!」と感じたことありますよね?
一度そうなってしまうとなかなか元の状態には戻せません。
それは普段30分のステージしかやらない人も、常に1〜2時間のプレイを求められてる人も同じです。
30分やらなきゃいけないのに20分くらいでバテる、2時間のステージなのに1時間過ぎあたりから若干の不安が…。
これはかなりの金管奏者がブチ当たる壁です。今よりもっと唇の耐久力があれば…というのはたぶんすべての金管奏者の切実な願いではないかと思います。
その悩みを、楽器を吹く時間以外の少しの努力で解決してくれる可能性があるのがこの「P.E.T.E.」です。
まずはこの写真を見てください。
P.E.T.E.の細い方の端をくわえて引っ張っているところです。
細い方には小さい円盤がついていますが、歯をかるくとじて円盤を歯の前にあて、唇をとじてP.E.T.E.を前に引っぱります。
その際のコツは、棒の細さをよく意識して内側に円盤がある範囲内の唇だけで細い部分をつまむような感覚でくわえることです。上下から押さえつける感じではなく、その範囲内の唇を少し内側に巻き込むような、歯に密着させるような感覚でやってください。
バテというのは唇がマウスピースの中に滑りこんで、必要以上に開いてしまうことで起こります。それを防ぐには、常に唇(特に唇の先端…唇をめくってみるとわかりますが、唇の内側と外側の境目)を歯に密着させておく感覚がとても重要です。
絵にするとこんな感じです。
このトレーニングは 10秒間引っ張って少し休む」を10回連続してやってください。
最初はすぐにP.E.T.E.が抜けてしまいそうになりますが、続けているうちに耐久力がついてきますので、あきらめずにやってみてください。
次の写真です。
こんどはP.E.T.E.の太いほうの端をくわえてます。
,凌阿鮖に密着させる感覚を保ったまま太いほうの端をくわえて、まわり全体で棒を締め付けます。
この際、
機朕或寝爾龍敍(オトガイ筋)を下へ引っ張る
供銚の端の下の筋肉を上(棒の中心方向)へ持ち上げて締める
掘直綽阿鯔世諒向へ締める
検追,硫あたりの筋肉を上方向に引っ張る
の4点を意識してください。
この4つの筋肉の使いかたが金管楽器を吹く際の理想的なアンブシュアになります。
絵にするとこんなイメージです。
こちらのトレーニングは◆10秒間締めて少し休む」を5回連続してください。
これも最初はなかなか思ったとおりに筋肉が動いてくれませんが、根気よく続けてください。
僕の経験では寝る前に´△鯱続して2回がベストではないかと思います。3回以上連続は避けたほうがいいようです。またお酒を飲む予定がある場合はその前に。どうしても楽器を吹けない日は昼間にもさらに2回。…というのがよさそうです。
以上が昨年秋頃からいろいろと試してみた結果得られた僕なりのP.E.T.E.の理想的な使用法です。
他にもちがった使い方があるかもしれませんので、なにか気付いた方がいらっしゃいましたらぜひこのブログに書き込んでみてください。
この解説でもよく分からん!という場合もとりあえずご連絡下さい。
ちなみにこのトレーニングをする場合(楽器を吹く場合も同じですが)、唇を普段の横幅以上に横に引かないようにしてください。高音を出そうとして唇を横に引く人をときどき見かけますが、これは耐久力を下げる大きな原因になってしまいます。
練習中などにバテたかな?と思ったとき、普段より高音が出にくいかも?と思ったときなどには、試しにP.E.T.E.の細いほうをくわえてかるく締めて(この場合けっして強く締めたり引っ張ったりはしないでください)細い棒をつまんでいる感覚を思い出してみてください。いい結果につながるかもしれませんよ。
それからもうひとつ。練習前や本番前などにはぜったいにこのトレーニングはやらないでください!確実にあっという間にバテますので(笑)。
ではみなさん。楽しい管楽器ライフを!